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演劇ユニット 経済とHの次回情報の出演者、作品解説、チケットなど最新情報をお知らせいたします。
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坂口芳貞さんは文学座に所属する日本を代表する俳優であり、演出家である。その一見、温和そうな風貌も人間のさまざまなマグマが噴出しているかのようでもある。喜怒哀楽、人間の感情や矛盾だらけの生理を体現し、観客に、人間、生死、そういったものをふわっと、つきつける。その演劇活動は、演技だけでなく、演出も吹き替えも、演技指導も企画もさまざまなのだ。あまり劇場でお芝居をご覧にならない方は、ダイハードシリーズやスターウォーズエピソード1でダースシディアスの吹き替えなど、数多くの外国映画やアニメーションなどの吹き替え、1973年の国盗り物語から2006年功名が辻まで、NHK大河ドラマの常連であることでおなじみかもしれない。もう60代半ばである坂口さんは、枯れてきても良さそうなのに全く枯れない。むしろ、意欲的に新たなものに挑戦し続ける。文学座と青年団とのコラボレーションを立ち上げたり、文学座の中だけでなく桜美林大学で若い演劇人を指導、養成。演劇への興味は、若い演出家や作家の作品から、古典に至るまでそのフィールドは現代演劇のそれと同じくらいに広い。ベテランから演技経験が比較的少ないものまで様々な演劇経験をもつ出演者のカンパニーの作品を一流のレベルまで持っていってくれる演出家は日本にもそういない。今回の上演に日本でもっとも理想とするベテラン演出家をその重荷を担ってくれたのだ。(佐藤談)

坂口さんが出演された作品のごく一部
2007年 
牧田明宏作、多田淳之介演出『バラ咲く我が家にようこそ。』シアターサンモール
2006年
チェーホフ「ワーニャ伯父さん」より 斎藤歩演出 こまばアゴラ劇場
マキノノゾミ作『東京原子核クラブ』宮田慶子演出 俳優座劇場
2005年
加藤健一事務所「煙が目にしみる」久世龍之介演出 本多劇場
カフカ作「城」松本修構成・演出 新国立劇場
2004年
音楽ドラマ『シューベルト〜音楽に生きる〜』日生劇場
2002年
山田太一作「人が恋しい西の窓」紀伊国屋ホール
オルコット作「若草物語」松本修台本・演出 世田谷パブリックシアター
加藤健一事務所「煙が目にしみる」久世龍之介演出本多劇場 および全国公演

坂口さんが演出された作品のごく一部
2006年
エスペラント 教師たちの修学旅行の夜 青木豪(グリング)作  文学座アトリエ
2002年
山田太一作「人が恋しい西の窓」紀伊国屋ホール
2001年
ニールサイモン作「思いでのブライトンビーチ」紀伊国屋ホール
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