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演劇ユニット 経済とHの次回情報の出演者、作品解説、チケットなど最新情報をお知らせいたします。
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丸子聡美(reset-N)

 まだ若い22歳だ。1985年生まれ。バブルとともに生まれた彼女だが、丸子聡美は堅実だ。早稲田大学演劇倶楽部で頭角を現した彼女の転機は2005年のreset-N「Valencia」(下北沢ザ・スズナリ)だ。この作品の数ヶ月後に、話題の劇団reset-Nへの入団を果たす。番外公演を経て劇団内での評価を高めたときに、主宰の夏井が文化庁から派遣されて1年間フランス留学へ。このあいたタイミングで見つけたのが経済とHの公演だった。「こういう会話劇をやってみたかったんです」。丸子聡美は5ヶ月に渡るオーディションで生き残ったのだ。劇団では見せないもうひとつの彼女の魅力が見られるかもしれない。「FLOWERS」の後には2008年1月に夏井の帰国第一弾「繭」の上演が控えている。相当大きな規模になりそうだ。(佐藤談)





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横道毅(花組芝居)
 横浜国立大学を卒業した後に公務員時代を経て、平成6年より花組芝居参加。花組芝居では主に女形を担う中堅俳優として活躍している。花組芝居には大変良くしていただいていて、長いこと見ている。加納幸和さんの才能に惚れ込んでいる。そして、役者陣もベテランから若手まですばらしい人がそろっている。その中で生き残っていくのは本当に大変だと思う。苦労の人なのである。特に一観客時代から僕のことを知っている横道さんが僕が二次審査までするオーディションを受けにきてくれたことに感激した。ホントにやってみたいんだろうと。今回は花組芝居での経験を生かしながらも新たな横道ワ−ルドを見つけてくだされば本望だ。(佐藤談)

 主な外部公演
 1999年11月 「西鶴一代女」帝国劇場 浅岡ルリ子など出演
 2000年12月 「ローゼンクランツとグルデンスターンは死んだ」シアターコクーン
 2003年3月  「夜叉ケ池」東京グローブ座 岡本健一など出演
 2004年2月  「狂風記」アートスフィア 市原悦子など出演
 
尾崎宇内

 おざきうだいとよむ。このおざきもあの尾崎豊と同じくらい火傷するくらい熱く真面目な若者だ。あまり笑わないが笑うと20代前半の若者の素顔が浮かび上がる。高校卒業後、円の研究所で演技を学びtptのワークショップなどの経験を経て、05年に劇団桟敷童子に入団。「ぬらりひょん」では見事に繊細な青年役を演じ絶賛を浴びた。昨年11月「海猫街」を最後に退団。現在フリー。低音のすばらしい声を持つ。繊細な感性は必ず大輪の花を咲かせるはず。今回のオーディションで一番最後の応募。その技術力とそのパッションに惚れた。宇内は戦うことを辞めない。すごくタフだ。(佐藤談)

主な出演作
2007年
映画「パッチギ! LOVE&PEACE」(井筒和幸監督)。
Theガジラ「かげろう人」@ベニサンピット(鐘下辰男 作演出)
菊地春美(iOJO!)

 iOJO!の菊地春美さんです。彼女のことを紹介するのはやはり作演出の黒川麻衣さんが劇団のサイトに書いた彼女の紹介文が一番でしょう。無断でコピペしてしまいます。
 
不必要なまでに重厚な存在感。ヌメリ気に満ちた情念。<沼の女>と呼ぶに相応しい、オッホ随一の怪女優であります。オッホに初めて出演した時、彼女はストーカー役だったのですが、想い人に誘いをかわされた瞬間に無表情で髪を耳にかけたのを見て「この人はすごいな」と思いました。ネットリと迫り来る妖気はちょっと他では見られないものがあります。そして舌たらずな喋り口調はなぜか耳に残り、その恐ろしさゆえにファンも多数。ほんとにね、大物です。

  …ね。楽しみでしょう。僕も数年前にiOJO!に出していただいた時から菊地春美のファンです。それなのに、劇団外での客演があまりないような気がしています。今回はそんなご縁もあってご出演をお願いしました。10月まで待てない!という方は、8月26日(土)/27日(日)に<iOJO! por iOJO!>『野獣が革製品を支えている』@笹塚 Duo STAGE BBs。新作はもちろん、過去の名作も見られるショートオムニバス。また J-WAVE 「TOMORROW」mon.-thr. 22:00-23:45O.A内のコーナー[olio ANIMIX THEATER](22:45-22:55O.A)で菊地春美が"宮田花子"のナレーションを担当しているそうです。(佐藤談)
石川南海子(蜷川スタジオ)
 今回のオーディションで採用された。劇団扉座研究所で1年間演技の勉強をした後、ニナガワスタジオに入所。どんな活躍をしてくれるか楽しみである。
角畑良幸(経済とH)

経済とHのメンバーである。かくばたよしゆきと読みます。石川県出身でこの夏27歳になる角畑は、近畿大学文芸学部芸術学科演劇芸能専攻と大学入学当初から演劇人になることを心に決めていた。在学中に劇団「欲情ハニー」を旗揚げし作演出出演。6年間活動したのちに解散。また、ダンスユニット「煙虫」や演劇プロデュースではコルテス「ロベルトズッコ」などを発表。主な外部出演に、松本修演出「唐版・俳優修行」(大阪公演)などがある。2006年上京し、経済とHに参加。この公演が東京での初舞台となる。普通の風貌をしているし、背もそれほどでかくないのであるが、全く普通の人ではない。むしろ変人に近い。何か存在そのものがカティングエッジ。18歳から9年間もがいてきた演劇への道。ただ演じるだけでなく、太い演劇への道筋を見つけたいとモガイている。その真面目さと不可思議さが本当に面白い。通常は半年くらいかけてなってもらうメンバーに早々になってもらった。普通の人間がもつ狂気を演じたらこいつ面白いのだろうなと思っている。(佐藤談)
副田堅太郎(経済とH/方南ぐみ)
 経済とHメンバー。25歳とは思えない味のあるふけ顔。舞台芸術学院演劇部本科卒業後、2002年に劇団方南ぐみ入団。名バイプレイヤーとして多くの観客に愛されている。またダンスが大好きで、2003年にはロックバンド「氣志團万博2003」で一般公募バックダンサーオーディションに合格し参加。経済とHには2006年から参加し、第2回公演「なまけもの百科事典」では、踊っている姿を見ているだけで面白いことからか?コンドルズや宇宙レコードで活躍している小林顕作は、本番2日前にダンスシーンを追加。大爆笑の楽しくエネルギッシュなシーンとなった。このダンスシーンは好評のため他の公演にも招かれダンスをしたくらいである。時々、2枚目に強く憧れているのが笑える(佐藤談)。178センチ 80キロ 82年生まれ 25歳。

 主な出演作
  2003年 方南ぐみ「秋ランマン〜丈二の夢は夜開く〜」(北村一輝主演)
        リボルブ方式「だまし穴とアナークラム&マトン」
  2004年 方南ぐみ「リアルオーディション」(松浦亜矢 主演)
  2005年 東京オレンジ「デッド・ポエット・ソサエティー」
  2006年 方南ぐみ「あたっくNO.1」
        SQUASH「ネクストスピードゼロ」
  2007年 経済とH「なまけもの百科事典」(作演出 小林顕作)



 
今林久弥(双数姉妹)
 
 多くの団員が退団、もしくは休んでいる双数姉妹の中でいまや今林久弥は大看板俳優である。いやそれだけではない東京の演劇界の重鎮な35歳である。その華麗な出演歴は華麗である。何だこの文章? 早稲田大学出身なだけあって知的なアプローチもできれば、感性や肉体的なアプローチもある小演劇界でももっともプロレス好きな男として知られる。いや、最近は見るだけでなくプロレスに出場ならぬ出演することも多い。もうそんな今林久弥との付き合いも5年以上になるのだが、僕をプロレスにあれだけ誘ってくれたのも今林久弥で、一時期本当にはまりそうになった。いや誘ってくれるだけでなく一度は出ないかとまで言われた。出ないかと誘ってくれるのなら演劇の方がいいのだが、それはまだ一度もない。ただ、2005年1月にはiOJO!「タイポグラフィの異常な愛情」で共演させてもらった。が、舞台で出会うことはなかった。僕の演劇活動を初期からずーっと見守ってくれているというかおもしろがってくれている一人である。演劇で困ったことがあったらすぐに相談することにしている。つまり友達だ。それでは、今林久弥の華麗なる出演歴をドーゾ。

 今林久弥の主な外部出演歴
2000年1月 猫のホテル「スナック」こまばアゴラ劇場
2001年3月 阿佐ヶ谷スパイダース「ライヒ」東京グローブ座
2001年9月 拙者ムニエル『絶叫家族』本多劇場
2001年11月 村上大樹+ブルースカイ『最後の晩餐』青山円形劇場
2003年11月 松村武作演出「三人吉三東青春」明治座
2004年11月 拙者ムニエル『不思議インザハウス』本多劇場
2005年1月 iOJO!『タイポグラフィーの異常な愛情』シアタートップス
2005年5月 カムカムミニキーナ『スパイス・オックス』本多劇場
2005年9月 KAKUTA『北極星から十七つ先』 シアタ−トラム
2006年3月 マンションマンション『キングオブ心中』下北沢オフオフシアター
2006年5月 ロリータ男爵『エプロンの証』駅前劇場

<ドラマ>
NTV  『ビューティー・セブン』 2話5話  
NTV  『レッツゴー・永田町』 レギュラー
NTV  『連続女優殺人事件』 レギュラー  
TBS  『ヨイショの男』 3話
NTV  『探偵家族』 4話 
NTV  『ぼくの魔法使い』 2話3話
ANB  『動物のお医者さん』 3話             
TBS  『ダンシングライフ』 レギュラー
C X  『白い巨塔』 
CX 世にも奇妙な物語『雨の訪問者』
ANB  『新桃太郎侍』 6話
ANB土曜ワイド劇場 『東京駅お忘れ物預り所』 
TBS 愛の劇場 『砂時計』 46話
TX ドラマ24『Xenos』

これから放送されるテレビとしては…

テレビ朝日 土曜ワイド劇場『警視庁電話指導官 深川真理子の事件簿』放送日未定
 
溝口健二(花組芝居)
 
 劇団花組芝居在籍20年となる旗揚げメンバー。笑いもシリアスな演技もできる実力派。その温厚な性格とともにファンも多く、主宰加納幸和の信頼もあつい。今回の公演のドラマの柱の一人となる。

 主な外部出演
 「ジャンヌダルク」静岡舞台芸術センター
 「西鶴一代女」帝国劇場
 「夜叉ケ池」東京グローブ座
 映画「写楽」篠田正浩監督


舞台監督 伊東龍彦
演出助手 白壁裕 飯島蕗 
美術 伊東龍彦
宣伝美術 山下隼太郎
照明 田中稔彦
音響 原陽子
音楽 落合優希
予告映像 工藤真治
衣装/小道具 塚田麻衣子 矢島康美 
経済とHロゴデザイン 松尾貴史
制作 工藤きよい 塩田友克
プロデューサー 佐藤治彦 



協力 文学座 東京ヴォードヴィルショー 俳優座 扉座 ラッパ屋 花組芝居 *pnish*  東京タンバリン グリング 双数姉妹 方南ぐみ iOJO! reset-N ONEOR8  クロムモリブデン  CMA 夢工房 ワンダープロ テンダープロ  岩井晶子 ほか

企画制作 演劇ユニット 経済とH


経済とHについて
 演劇ユニット経済とHは、経済評論家として15年間活躍してきた佐藤治彦を主宰として2005年冬に立ち上げた演劇ユニ ットです。 多様なバックグラウンドを持つ者が共同体の中で演劇活動を行っております。メンバーは初めて演劇を始める人からすでに演劇界で活躍したり、有名劇団の所属であったりとさまざまです。
 しかし、それには前段階がありました。最初の活動はごく小規模なものでした。2003年から佐藤治彦がひとりでHプロジェクトとして活動を開始したのです。 先ずは小劇場で活躍する俳優を自宅のリビングによんで観客20名程度で朗読をきくイベント「お話の部屋」から始まりました。その俳優には、山崎樹範、藤田記子、前田司郎、辻修、澤田育子、今林久弥など素晴らしい俳優たちによる贅沢なイベントでした。想像してみてください。20畳くらいのリビングに、100円ショップの座布団が20枚並び、そこに演劇好きの観客がこっそりと集まり、ひとりの俳優が特別な照明も音響効果も何もない中で「走れメロス」や童話の「みにくいアヒルの子」、怪談、三島や谷崎の短編を読んでくれるのです。それは、贅沢な時間でした。そういった朗読の会は、お話の部屋スペシャルとして演劇につながります。2004年に佐藤治彦自ら脚本を書き、ポツドールの三浦大輔を演出に迎え、やはり同じ自宅リビングで男女4人でのお芝居「ウラゴコロ」の上演を行ったのです。ネットと口コミで300名の方に見てもらいました。毎回近くの広場に集合して家の中まできてもらう。リビングがぎゅうぎゅう詰めとなり座席の10センチ先では俳優たちが男女の愛憎を繰り広げる。まさに伝説の公演となりました。こうした、前段階を踏まえ演劇ユニット「経済とH」への旗揚げとつながるのです。第1回公演は2006年8月に高円寺の明石スタジオで、平田オリザ作 ブラジリィー・アン山田の演出で「北限の猿」で旗揚げ。旗揚げから600名以上の動員で、入りきれずにお帰り頂くこともあった人気公演となりました。お客様にも出演者にも見て良かった、出演して良かったと思っていただける公演となりました。    
 そして、07年3月には王子小劇場と提携公演が実現します。第2回公演「なまけもの百科事典」です。コンドルズや宇宙レコードで活躍中の小林顕作を作演出振付に迎え、第1回とは全く傾向の異なるコントとダンスのオムニバス作品としました。この公演は、王子小劇場という立地的には不利な劇場、チケット代も高めにも関わらず950名という驚異的な動員となりました。豪華な日替わりゲストも特筆されます。経済とHのメンバーは演劇界のトップを走る俳優と共演する機会ももてたのです。その出演者陣はまさにキラ星のごとくです。劇団東京ヴォードヴィルショーを経て、今やあの三谷幸喜氏をもって彼女のために台本を書きたいと言わしめる小林美江、4人組でサンシャイン劇場を超満員にできる人気グループ*Pnish*の土屋裕一、超人気俳優として15年続いたTEAM発砲・B・ZINの看板で大劇場での客演も多い平野勲人、双数姉妹の看板で外部客演も多い実力派の今林久弥、ロリータ男爵の看板・役者松尾マリヲ、オッホの主宰で看板俳優の人見英伸。スゴい経験となったのでした。
 07年10月青山円形劇場でのこの公演は「ONEOR8」の田村孝裕の書き下ろし、文学座の坂口芳貞さんを演出に迎える。この公演ではユニット内から8名が参加するほか、迎え入れる客演には、東京ヴォードヴィルショーの山口良一さん、NHKの大河ドラマ「風林火山」の1年間の撮影を終えて初の舞台となる有馬自由、人気絶頂、魅力も実力もある*pnish*の土屋裕一、ラッパ屋の大草理乙子、グリングの萩原利映、双数姉妹の今林久弥、東京タンバリンのミギタ明日香に主宰の高井浩子など、魅力的な出演陣によって東京でも最高水準の珠玉の舞台をお届けします。オーディションには、新劇の名門劇団や野田秀樹さんやケラリーノサンドロヴィッチさんの演出の舞台の経験者といった方から、テレビアナウンサー、有名お笑い事務所所属の芸人さん、もちろん多くの劇団や演劇学校の生徒、その出身者、医者、主婦、デザイナー、ダンサーなどなどさまざまな方が受けてくださいました。その中から選ばれた珠玉のメンバーもぜひ見ていただきたい限りです。僕らの演劇公演は、そこに興味のある人にはいつでもご参加いただけるように、大きく門戸を開いています。
 経済とHでは、質の高い演劇公演の企画を常に何本か用意しています 。そのラインナップはとても興味深い作品群です。なぜなら作品の質も演出も公演ごとに大きく異なるからです。また公演規模もさまざまです。面白い作品であれば何でもやりたいのが経済とHなのです。
 2008年もわくわくする挑戦的な面白い企画を立てました。1月末から2月にかけて、いよいよ佐藤治彦自らの作品「ハイパーインフレに備える(仮)」もしくは「セックスの向こう側の快感を求めて(仮)」を贅沢なキャストを迎え下北沢オフオフシアターで上演します。「決して自信があるわけではありません。面白いものができるかどうか分かりません。おそらく、2008年、予想された最大の失敗作と期待する人もおられるかもしれません(笑)。私のぶざまな浅薄さを笑いにきてください。でもね、外部の人ばかりに頼って公演をしているばかりでは行けないと思うんです」(佐藤談)。そして、夏にはチェホフの「かもめ」を上演します。演出には横浜のSTスポット演劇祭で「桜の園」をその魅力を保ちながらも解体し現代の東京に置き換えた「チェコビアンイントーキョー」で最優秀賞を獲得し、その後は神奈川県を中心に活動してきたフランケンズの中野成樹を演出に迎えて上演します。初冬には東京のトップクラスの劇団とのロングラン、合同公演を予定しています。
 作演出家が固定されている劇団では同じ傾向の作品を上演することが多いようです。コメディやナンセンスをやる劇団は毎回コメディでナンセンスです。しかし、所属する役者は時には会話劇もギリシア悲劇も翻訳物もやってみたいと思 っているはずなのです。今後は主宰の佐藤治彦が作演出をすることもあると思 いますが、基本的には、異なった才能の演出家と作家に作品などを依頼することにより、メンバーがさまざまな演劇を経験できればと考えておりま す。
 経済とHの公演は常に社会に向かって開かれているものにしたいと考えています。そこで、原則としてすべての公演で一般公募オーディションを開催して行 きたいと思っています。ですから、たとえメンバーであっても公演に出演できない人もでてきます。こうして公演の現場はハイレベルな水準を目指しています。高い水準ではあるのですが、そういう場だからこそ経験は少なくても個性や才能のある役者を送り込みたい!勝負させたい!とも思っています。そのために公演準備期間以外は勉強会も開催。基礎力アップを目指していま す。自主練習に加えて、講師を招聘しトレーニングをするのです。さまざまな有名劇団の主宰や、日本を代表する様な著名な演劇人などを招聘し、演技者としての向上を計ります。
 また、メンバーひとりひとりが演劇で食べていくための戦略と行動を考えることも重要だと思っています。バイトをして、芝居をして、また、バイトをして、芝居をする。そんな繰り返しばかりでいいわけがありません。一人一人が演劇で食べていくようにするためにはどうすればいいのか。単に演技技術を磨くだけでも、有力な知り合いを作っても、事務所に入ってもダメな様です。その答えを探って行きたいと思っています。
 長い 経済とHの説明文を読んでいただきまして誠にありがとうございました。


劇団ONEOR8の作演出で高い評価を獲得した今年31歳の若手最注目の演劇人のひとり。
主な外部作品に、ラサール石井プロデュース「なかよし」トムプロジェクト「東おんなに京おんな」ネルケプランニング「悩み多きものよ」フジテレビ「演技者・寿司と祭壇」NHKラジオドラマ「茶筒のゆくえ」フジテレビ「世にも奇妙な物語・遠すぎた男」フジテレビ「ほんとにあった怖い話」テレビ東京「すっから母さん」(数話)フジテレビ「翼の折れた天使たち」(第三夜・アクトレス)など。2007年は、演劇界の夏の風物詩である椿組・花園神社野外劇「花火舞散る」の作演出も担当。



坂口芳貞さんは文学座に所属する日本を代表する俳優であり、演出家である。その一見、温和そうな風貌も人間のさまざまなマグマが噴出しているかのようでもある。喜怒哀楽、人間の感情や矛盾だらけの生理を体現し、観客に、人間、生死、そういったものをふわっと、つきつける。その演劇活動は、演技だけでなく、演出も吹き替えも、演技指導も企画もさまざまなのだ。あまり劇場でお芝居をご覧にならない方は、ダイハードシリーズやスターウォーズエピソード1でダースシディアスの吹き替えなど、数多くの外国映画やアニメーションなどの吹き替え、1973年の国盗り物語から2006年功名が辻まで、NHK大河ドラマの常連であることでおなじみかもしれない。もう60代半ばである坂口さんは、枯れてきても良さそうなのに全く枯れない。むしろ、意欲的に新たなものに挑戦し続ける。文学座と青年団とのコラボレーションを立ち上げたり、文学座の中だけでなく桜美林大学で若い演劇人を指導、養成。演劇への興味は、若い演出家や作家の作品から、古典に至るまでそのフィールドは現代演劇のそれと同じくらいに広い。ベテランから演技経験が比較的少ないものまで様々な演劇経験をもつ出演者のカンパニーの作品を一流のレベルまで持っていってくれる演出家は日本にもそういない。今回の上演に日本でもっとも理想とするベテラン演出家をその重荷を担ってくれたのだ。(佐藤談)

坂口さんが出演された作品のごく一部
2007年 
牧田明宏作、多田淳之介演出『バラ咲く我が家にようこそ。』シアターサンモール
2006年
チェーホフ「ワーニャ伯父さん」より 斎藤歩演出 こまばアゴラ劇場
マキノノゾミ作『東京原子核クラブ』宮田慶子演出 俳優座劇場
2005年
加藤健一事務所「煙が目にしみる」久世龍之介演出 本多劇場
カフカ作「城」松本修構成・演出 新国立劇場
2004年
音楽ドラマ『シューベルト〜音楽に生きる〜』日生劇場
2002年
山田太一作「人が恋しい西の窓」紀伊国屋ホール
オルコット作「若草物語」松本修台本・演出 世田谷パブリックシアター
加藤健一事務所「煙が目にしみる」久世龍之介演出本多劇場 および全国公演

坂口さんが演出された作品のごく一部
2006年
エスペラント 教師たちの修学旅行の夜 青木豪(グリング)作  文学座アトリエ
2002年
山田太一作「人が恋しい西の窓」紀伊国屋ホール
2001年
ニールサイモン作「思いでのブライトンビーチ」紀伊国屋ホール


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